昔の園舎など想い出の写真

創立の頃のみくに愛児園
沿 革
1934年(昭和9年)10月 私立みくに愛児園創立
1948年(昭和23年)4月 公認「みくに幼稚園」となる。
1979年(昭和54年)3月 新園舎完成
1984年(昭和59年)9月 創立50周年記念講演会
  「21世紀をになう子どもたち」荒牧 冨士子 氏
1995年(平成7年)3月 創立60周年お祝いの会
   コンサートとシャボン玉ショー
2004年(平成16年)10月 創立70周年記念同窓会
  「私たちの幼児教育」 依田 光一 元園長

        
創立1周年記念祝会 クリスマスページェント
遊びの風景
歴 代 園 長

 「みくに愛児園創立当初の思い出」

             木原 道

 私の父木原外七は、小田牧師の前任者であり親しい関係にありましたので、主人が昭和9年8月22日藤沢に行き、小田牧師にお会いして、愛児園の具体的構想を伺って、3日後の25日に私も共に藤沢に行き、愛児園の委員の方々と面接いたし、園長と主任保母の就任をお引受けいたしました。
 9月20日には開園することが決まり、それを目指して、園児募集など諸々の準備が始められ、私供の家も幸い教会の近くに富士山の見える家を与えられました。私供はこれまでの仕事のしめくくりをつけて、9月7日には藤沢の人となりました。
 当時は幼児教育への一般の関心が少なく、幼稚園の数もなくて施設や設備を整え、園の運営をすることは容易なことではありませんでしたが、いよいよ9月20日には、予定通り園舎の落成式を兼ね、開園式並びに第1回入園式が執り行われ、当日迎えた新入児は次の7名でした。
 佐藤寿、松本丈司、中尾礼子、志村美和子、門脇みその、井上照彦、直村三重子、この幼児たちは、来賓、教会員、及びお母様達に祝福されて、新しい園の生活を始めました。
 愛児園の特徴として家庭ぐるみの保育を進めるために、当初から母の会を組織して、母親同志の親睦を計り乍ら、園の教育の充実と推進のために力を合せていただきました。
母の会の外に愛児園を支える、もう1つの輪がありましてそれは賛助会でした。園児7名で出発した愛児園は経済的には極めて乏しい有様でした。当時の保育料は金2円50銭、入園料は2円でした。それで委員会は教会の内外に訴えて賛助会員を募り、不足分を満たしていただきました。
 みくに愛児園が、50年間伝統を受けついで、今日もみくに幼稚園として立派に活躍されている有り様を拝見して創立当時のことを思い起し、只々感無量でございます。神様の不思議なお導を感謝いたし聖名を賛美いたします。
 (藤沢教会100年史より抜粋)

「50周年を迎えて」

   依田 光一(元園長)
(なつかしい園舎)
 50年という年月は誰が考えても長いものでしょう。この点に関しては口論の余地はないと思われます。けれども、一旦、眼を歴史というところに置いてみると少し違ってきます。つまり、50年経って、今、ようやくみくに幼稚園の卒園生が、社会的リーダーシップを取り出したところです。言わば、みくに幼稚園の教育の真価が、いまようやく問われようとしているわけです。
 創立の頃、「みくに愛児園」と呼ばれていたのですが、この言葉は“子どもをいつくしむ”という所から、名づけられたのだと考えられます。子どもをひとりの人格として認め、育てる心は、イエス・キリストから与えられたものです。この精神は現在も、園の最も大切にしている基本的な考えです。
 みくに幼稚園を今年卒園した子どもたちが、次の50年を担って行くのです。私たちの責任の重さをひしひしと感じさせられるこの頃です
 (みくに幼稚園50年のあゆみより抜粋)

「キリスト教保育をおこなって60年」

菅原 多恵子(前園長)
(なつかしい園舎)
 1934年9月 会堂の移転、幼稚園の開設を小田光蔵牧師が教会員の発議と市民の要望によって始められた。初代園長木原秀夫園長その夫人であり、幼稚園保母であった道先生によって7名の園児が与えられ、みくに幼稚園が歩み出した。
 1979年3月 新園舎を与えられ、1984年には創立50周年を祝いました。それから10年、社会状況はいちじるしく変わり、今世紀の中で教育がこれほど問われている時はないくらいです。教会附属の幼稚園として、キリスト・イエスを土台として「一人ひとりが神によって創られ歩まされている」というこの「かけがえのない一人」に対する価値観に根ざし、どんなに時代が変ろうとも、神さまの愛を受け、神さまのみむねを伝えられる園でありつづけたいと願っています。園児減少に心をいためておりますが幸い会員の祈りに支えられ、又多額の寄付によって資金援助され、又理事長内須川洸先生の母親教室、PTA・父母会の活動援助と、皆様のご理解のもとに創立60年を迎えることが出来ました。理事長内須川洸先生が50年史に「世のキリスト教主義幼稚園にとって最も多難な時代であろう」「幼な子にキリストを!この目標に向かって切に神のお導きを祈ろう」とありましたが、このみくに幼稚園がいつまでも神さまのみ名を讃美できることを祈っております。                
 (みくに幼稚園60年の記念誌より抜粋)

卒 園 製 作
スライドショー

70 周 年
皆様の深いお祈りのもと、神さまに守られ70周年の記念同窓会を迎えられましたことを心から感謝しております。
おいで下さった皆様方 ありがとうございました。
どうぞ、これからも みくに幼稚園のことを憶えお祈り頂けたら幸いです。



みくに幼稚園の創立70周年によせて
藤沢教会牧師 村上 実基 
藤沢教会附属のみくに幼稚園が、創立70周年を迎えました。教会の牧師として、この喜ばしいときをご一緒に迎えられましたことを、心からうれしく思います。
 70年の歳月の間に、幼稚園と教会の建物は変遷してきました。けれども、みくに幼稚園を卒園された方々、またご両親方をはじめとするそのご家族が、そのときどきを共有してこられたこの場所には、70年間変わらずに据えられてきた土台があります。それは、教会という土台だと言っても良いのですが、もっと深いところで言えば、「イエス・キリストという既に据えられている土台」(コリントの信徒の手紙一 3・11)です。歴代の園長先生や教職員の先生方は、この土台の上にみくに幼稚園を建てあげるお働きをしてくださってきたのです。
 聖書に、「大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です」(コリントの信徒への手紙一 3・7)とあります。教会附属幼稚園の働きは子どもたちが神さまに成長させていただくために必要な《畑》を提供し、種を植えたり、水を注いだりという役割を果たすことにあるのだと言えます。卒園してく一人一人が、先生方との絆をいつまでも断たずにいてくださるのを見るときに、その背後で一人一人を豊かに成長させてくださった神さまがいてくださることを感じないではいられません。みくに幼稚園は、そのような神さまにたくさんの祝福をいただいていることを、皆で感謝することのできるところなのだと思います。
 70周年を迎えて、最初の頃の卒園生の方々は、そろそろ《天の御国(みくに)》での同窓会に備え始められるお歳となられました。幼き日に《みくに》で過ごされた方々は、生涯を終えた後の《天の御国》を楽しみにしておられるのではないでしょうか。私は、それを少しうらやましく思うのです。
                          
(70周年記念誌より抜粋)

「みくに幼稚園70周年記念同窓会に列席して」
元みくに幼稚園理事長 内須川 洸
過日、実施された記念同窓会にお招き頂き、出席の栄を頂き、感激とともに感謝の気持ちで一杯である。 みくに幼稚園は、発足とともに藤沢教会とともに歩んで、70年である。さまざまな、困難の中にありながら、主によって支えられ今日に至った神の御恵みに先ず感謝申し上げます。言うまでもなく、代々の牧師、幼稚園教諭、PTAの御父兄、教会員の皆様はじめ、同窓の園児やその先輩方の変わらぬ御活動の賜物である。昔から人口に膾炙(かいしゃ)されているように「行動を一貫して持続することの困難」は十分承知しているが、保育活動という複雑で環境に依存する活動が今日迄維持されたことを十分に自覚して今後も益々の充実を祈りたい。

(C)Copyright. 2007 Fujisawa Church. All Rights Reserved