2017年度 保護者の皆様の声
☆年少組保護者Aさん
 娘はとても慎重で警戒心の強い性格で、3歳になっても家族以外の人になかなか心を開けない子どもでした。いくつかの幼稚園を見学し「娘が通えるとしたらここしかない。」と藁をもすがる思いで入れたみくに幼稚園。不安いっぱいで始まった幼稚園生活ですが、こちらが拍子抜けするほどあっさりと慣れてくれ、今では週末ごとに「早く幼稚園行きたい!」と騒ぐほどになりました。
 娘のように難しい子どもがこの園に楽しく通えるポイントはどこなのだろうと考えてみたのですが、やはりいちばんは「それぞれの子どものペースを尊重し、寄り添ってくれる」ところにあると思います。十人十色の性格を持つ子どもを平均の枠に押し込めようとせず、子どもが興味を持つことを、その子のペースでやらせてくれるところに、心を許せる居心地の良さがあるのでしょう。園児に対して先生方の人数は十分で、その子に合った適切な距離を保ちながらよく目を配ってくださっています。
 大人が「これは今のうちに身につけておけば将来役に立つ」と与えたがる教育というのはいろいろと聞きますが、この園ではそういったものを押し付けず、本当に将来の役に立ち、幸せに生き抜く力を持つ人間に育つために失ってはいけない「想像力」を大きく育ててくださっていると感じます。
 帰宅後キラキラした目で妖精の話をし、握り締めすぎてクタクタになった草花を「幼稚園の庭でとったよ、ママどうぞ!」と渡してくれる娘を見て、本当に良い園に入れることができたと感謝の気持ちでいっぱいです。
☆年少組保護者Bさん
   入園前の説明会で聞いた「みくにでは年少、年中、年長関係なく一緒に遊びます。」の言葉どおり、園庭での遊び時間は3色のカラー帽子があちこち動き回っています。同じ色同士で固まっている所もあれば、3色頭を付き合わせて真剣に何かを作っていたり。入園する前に色々な幼稚園を見ましたがこんなに自由で楽しそうな園はありませんでした。とてもみくに幼稚園らしい光景だと思います。
 うちは年長さんと年少さんの二人を通わせています。おねえちゃんの後をついて2年通った下の子も、今年無事に年少さんになり毎日楽しそうです。入園前にはずっと「早く大きくなって幼稚園行きたいー」と言っていて、ようやくその願いが叶い毎日張り切って通っています。少しずつですが出来ることも増えてきました。お友達からの刺激を受けて成長している姿を見られるのは親として大変嬉しいです。みくに幼稚園で先生方やお友達やそのママに見守られて、すくすくのびのびと育っていく様を見ていると本当にみくに幼稚園に入園出来て本当に良かったです。
 最後に、姉妹で通って色々大変なこともありますが先生方はもちろん、周りのおかあさん方が声をかけてくださり助けていただいたことが何度もありました。このおかあさん方に出会えたこともみくにで良かった事のひとつです。ここで感じたこと、教わったことを糧に親子ともに成長していきたいと思います。
☆年中組保護者Cさん
 年中から2年保育で新入園いたしました。
 幼稚園を探し始めたころ、一番気にかけたのは、子ども達にどこまで目が行き届き、園での一日の様子をどの様に知ることができるかでした。
 初めての物事や場所に慎重に関わっていくタイプの娘は、『幼稚園には行かない』と宣言・断言していましたし、年中からいわば途中入園することにも親として少し不安もありましたので、丁寧に子どもを見てくださる環境を望んでおりました。そんな中でみくに幼稚園に見学に伺い、園児ひとりひとりに目だけではなく、心を向けて関わっていらっしゃる先生方の温かな眼差しと、楽しくて穏やかな雰囲気に惹かれ、みくに幼稚園への入園を希望いたしました。
 入園してみますと、その眼差しは在園児の家族にも向けられ、和やかな雰囲気がみんなに伝染している様に感じます。降園時には担任の先生が一日の活動報告をして下さり、楽しかったこと、難しかったことを共有できたり、日々の子育てで気になることをいつでも聞いていただける場があることは、母親である私自身にとりましてもとてもありがたく、感謝です。小さな園庭であっても、そこでやりたい事を自ら見つけ、それを存分に楽しみ、お友達や先生方と共有できる事は子どもにとってとても自然で、大切な時間だと思います。
 おかげさまで娘もすっかり幼稚園が大好きになり、今では『まだ帰らない?』と園庭開放時間の最後の最後まで残って遊んでいます。
 みくに幼稚園での生活を通して、相手を想い、感謝する気持ちを学び、しっかりと心の土台を育んで欲しいと思います。そして家庭としてもその過程を見守り、サポ−トしていきたいと思っています。
☆年中組保護者Dさん 
   小学生と年中女児二人の母です。二人とも、みくに幼稚園が大好きです。今日は何をして遊ぼうかな。決めるのは子どもです。 遊びが中心の園では、子どもたち一人ひとりが主役で、何をするのも自由です。自分たちの遊びをつくったり、自分たちでルールを決めたり、相談、交渉、けんかもあります。何日も続く遊びや作品もあります。 熱心に1人で何事かに夢中になっているお友だちもいます。自由=放任ということではなく、先生方は、園児一人ひとりの希望、成長に寄り添い、時には家庭の事情にまで深い理解を示してくださったり、実にきめ細やかな保育を実践されていらっしゃいます。少人数制の幼稚園ですが、職員の方々をはじめ牧師先生、教会、地域の方々、保護者の皆様、多くの方に愛されていることを、娘たちは肌で感じていることでしょう。「愛されている」ということを実感してほしい。3年前、藤沢に転入して間もない私たちは、そのような思いでみくに幼稚園の門をくぐりました。ここで思いっきり遊んだ思い出やみんなで一緒に歌った歌は、子どもたちの心にいつまでも温かな記憶として残り、大人になっても彼女たちの心をそっと照らしてくれると信じています。大切な幼児期にみくに幼稚園でお世話になることができて、本当に良かったと感謝しています。
☆年長組保護者Eさん
 3年前に幼稚園を探している時に、引っ越し先の家から近いというだけで見学に行ったのが始まりでした。
 人見知りがひどく、挨拶もちゃんと出来ない娘なので心配をしていましたが、見学に行った初日から先生やお友達とコミュニケーションを取りながら楽しく遊び『また行きたーい!次はいつ行けるの?』と入園前からみくにの魅力に引き付けられていました。
 登園すると雨の日も毎朝園長先生が出迎えてくれて、一人一人に挨拶をしてくれます。娘は『おはようございます』とあいさつを返すのに半年もかかってしまいましたが、挨拶の返事を急かすことなく、気長に待っていてくれたのには頭が下がりました。
 少人数の幼稚園で、園バスも無く、毎日送り迎えも必要で、母親が参加する行事も多いです。だからこそ、毎日保護者や先生方とコミュニケーションをとることができ、自然と絆が深まります。
 子供と寄り添える今しかない時期を共感できる母親が身近に多くいるのは、とても心強く励みになります。
 きっかけは些細な事でしたが、みくに幼稚園で過ごす時間はとても濃く素敵な時間となっています。本当にありがとうございます。
☆年長組保護者Fさん
   『人生は選択の連続である』よく耳にする言葉ですし、実際そうなのかなと思います。娘の幼稚園選びはもしかしたらその1つめだったでしょうか。
 2歳を迎える頃「どこの幼稚園に行くの?」という声がまわりからちらほら聞こえてきました。引っ越しで藤沢に来た私たち夫婦には幼稚園選びのベースになるものがありませんでした。幼稚園なんてどこも一緒でしょう、と思っていた私の最初の基準は・・・園バスのあるところ(徒歩5分以内に幼稚園はないし)、バランスのいい給食があるところ(私の作ったゴハンだけを食べ続けるなんて不安)、制服がかわいいところ(私が通っていた幼稚園の制服はかわいかった!)の3点でした。そして3.11以降に生まれた娘の幼稚園選びには立地条件も加えられました。全てがぴったりくるところはありませんでしたが、当時ありあまる娘の体力を消耗させるべく毎日のように行っていた公園で出会うママさん達とお話をする中で少しずつ絞られてきました。もちろんその中にみくに幼稚園は入っていません。「みくに幼稚園はいいところなんだけど親が大変らしいよ」というのが先輩ママさん達のお話でした。どう大変なのか分からないけれど大変だと聞いただけで私のリストからは消えていました。
 一方、自身もキリスト教保育の幼稚園に通っていた夫は「キリスト教保育なら間違いないよ」と。秋になる頃藤沢市の広報に幼稚園の紹介とプレイデーの案内が載っていて、ちょうど直近でいけそうな幼稚園は2つともキリスト教保育の幼稚園でした。どちらも未就園児のかけっこがあり、娘も楽しんでいました。最初に行ったところではゴールすると保護者の方がおもちゃをプレゼントしてくれ、娘は大喜び。次に行ったところではゴールするとお兄さんお姉さんが首に手作りのメダルをかけてくれ、みくに幼稚園は後者でした。子供たちの手で一生懸命作られたメダル、お兄さんお姉さんと触れ合える縦割り保育。その時点で私たちの心は決まっていたのかもしれません。後日園の様子を見ると、小さな園庭は気になりましたが、山や川を作ったりロープを結わえてアスレチックに早変わりしていたりと、子供たちが遊んでいる間は園庭の風景がどんどん変わります。そして子供たちが遊び終わった後は何事もなかったようにこじんまりした園庭に戻っています。それぞれが楽しんでいる子供たち、そしてそれに徹底的につきあっている先生方の姿を見て、ああ、個性あふれる娘にはここがいいなと思い始めました。しかしキリスト教保育、教会付属幼稚園・・・お願い事がある時だけ神様を信じていた私にはなんだかハードルが高いような気がしました。そんな私の心を察したのか夫は教会に行ってみようかと言い出しました。礼拝中に騒ぐ小さな娘、でも誰もいやな顔一つしません。申し訳ない気持ちで小さくなる私に「一緒に礼拝に預かれて嬉しかったよ。ありがとう」とおじいちゃまが声をかけてくれました。娘を見つけてはシールやお菓子をくださる方もいらっしゃいました。ああ、こうやって幼稚園の先生方だけでなく、教会員の方や地域の方々にも育てて頂き成長を見守っていただけるんだ。ありがたいな、心強いなと思いました。そして結局最初の判断基準に何一つあてはまらなかったみくに幼稚園に入園しました。
 入園してみて、大変だと言われていた事はナルホド大変かもしれません。かかわりが多い分そう感じる事もあります。でもこれだけ関わらせてもらえるなんて幸せ、子育てってクリエイティブ!とも思えるから不思議です。また、思いっきりみくにライフを楽しんでいる姿を見て、他の幼稚園ではお勉強してるみたいだけど遊んでばかりで小学校に入った時に大丈夫かなと心配になった時もありましたが、○○ちゃんのあ、○○ちゃんのい・・・いつのまにか字も書けていて、遊びの中からもちゃんと学んでいる様子。お友達が大好きで元気いっぱいに走りまわる娘はお友達とぶつかっちゃう時も。でもその時々に必ずそれぞれの子供のお話を根気良くきいてくださり、細かいケアをしていただいている先生方には本当に感謝しかありません。
 大好きなみくに幼稚園で大好きなお友達、大好きな先生方とのびのびすぎるくらいのびのびと過ごしたこの3年間は、きっとこれからいろんな局面にであうだろう娘の大事な心の栄養になると思います。と同時にその時思い悩むであろう私の心の栄養でもあります。キラキラとした時間をありがとうございます。卒園まであと少し栄養を蓄えたいと思います!
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更新日:2016.10.25
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