2022年度「保護者皆様の声」

日本基督教団藤沢教会附属みくに幼稚園

年中組保護者 Aさん

「見えないけれど大切なもの」

幼児期において大事な発想力、想像力が遊びや季節の行事、礼拝、讃美歌など幼稚園生活を通して自然に身についているように感じます。一律の保育ではな「子ども一人ひとり」の成長に合わせて、温かく接していただいています。常に子どもたちと同じ目線でお話しいただき、やりたい気持ち、挑戦したい気持ちを 一番に考えてくださっています。また、楽しいことだけではなく、遊びを通して集団生活・社会的なルールもわかりやすく丁寧に教えていただいているので、みくに幼稚園の子どもたちは皆、優しく元気いっぱいです。そして園長先生、牧師先生、先生方、幼稚園を支えてくださる皆さんはもちろんのこと、子どもたちを見守る保護者の皆さんも暖かいです。社会情勢により色々と制限がある中でも、子どもたちが安全に楽しく元気に幼稚園生活を過ごすことができるよう先生方には様々なご配慮をしていただき感謝しています。

年中組保護者 Bさん

「母親から離れがたい娘でしたが、年中の今は幼稚園が楽しみでたまりません!」・・・というのが昨年度にイメージしていた今年の原稿でした。実際には・・・繊細で慎重派の娘は、今でも「さびしい~」と私にしがみつき、幼稚園で泣くこともあります。でも、心配して影から様子を見させてもらった私の目に映ったのは、自由遊びの中に友だちや先生の話を覗きながら園舎内を自在に動き回る姿。絵を描きたいと仕上げた後は、外へ飛び出し(慌てて隠れる私)お友達と鉄棒をしていました。入園当初は、少し離れた場所にあるドレスを1人で取りに行けなかったのに! 娘なりに大きく成長している姿、安心して自分を表現している姿を目の当たりにし、ありのままの娘を受けとめ、見守り、導いてくださった先生方のお力と愛情、そして未熟な母親の不安にも寄り添ってくださる懐の深さに改めて感動、感謝しています。みくに幼稚園にご縁をいただき本当に幸せだなと思える毎日です。

年少組保護者 Cさん

「みくに幼稚園は、何もないけど、子どもに必要なことは全部あるんだよね。」それは、とある先輩ママさんからの何気ない一言。何もない、と言うのはさすがに言葉の綾だと思われますが()、「子どもに必要なこと」というフレーズは、紅葉の季節になってもなお、翌年からの娘の通園生活がイメージできずにいた私には、響きました。--母親にそこまで言わしめる園って、どんなところかな。自由度が若干高めな我が娘()にとって必要なことって、なにかな。そんな思いをきっかけとしてみくにの門戸を叩いた私ですが、今感じることは、あれ?もしかして私も居心地がいいかも?ということです。赤ちゃんは親が気を許した相手に笑いかける、なんて話もありますが、園長先生をはじめとする先生方皆さんの作り出す雰囲気のおかげで大人たちがリラックスし、それが子どもたちの安心につながっているような、そんな園だなぁと感じます。きっと一人一人が違うだろう「必要なこと」。今やすっかり「みくにの子」となった我が娘にとっては、安心して過ごせるおうちのような、なくてはならない場所になっております。

年少組保護者 Dさん

大切な娘のかけがえのない時間をどんな園に託すか。入園前、私は非常に悩みました。たくさん遊び、安全で、くつろいで過ごせる場所を選びたい。辿り着いたみくに幼稚園は、とてもシンプルだけど、求めるものが全てある幼稚園でした。見学で出会ったこどもたちは、元気でキラキラしていて人懐っこく、優しくて、素敵な幼稚園であることを体現していました。入園してみてわかったことは、先生方がいつも子どもたちを第一に考え、誠実に、愛情深く向き合ってくださっていること。そして、そこから生まれる安心感や一体感の中で育つことが、子どもたちを子どもらしく、のびのびと思いやるある子に育んでくれると言うことを知りました。

今、娘はたくさんの讃美歌を口ずさみながら毎日わくわく幼稚園に通っています。私も毎朝、先生方や子どもたち、お母さん達と挨拶を交わし、他愛もないおしゃべりをするのが楽しくて、親子共々、安心して過ごせる場所を見つけられたことに深く感謝しています。

年長組保護者 Eさん

はじめての子育てについてわからないことや悩むことも多い中で幼稚園を選び始めたとき、その当時よく遊んでいた公園で年齢差なく一緒に遊んでくれる子どもたちがみくにに通っていることを知り、見学に行きました。晴れた園庭には川が作られおいしそうな土のケーキに花がかざられて全てを全力で遊びにかえるお兄さん・お姉さんに長男はじっと見入っていました。そんな長男の様子を静かにせかすことなく見守ってくださった先生方や、人なつっこく話しかけてくれる園児たち、そして読み込まれた絵本や木でできたおもちゃなどが、が並ぶ安心感がありました。子どもにも、自分自身も家族3人の生活から少しずつ広がるような小規模な園と言うことで決めたのですが、長男・次男が通う6年を通して朝は親と一緒に門をくぐり、お迎えの時に鉄棒ができるようになったことを伝えていた幼い頃の記憶もよみがえり、日々の悩みに立ち返りながら、一人きりの子育てではないと言う感覚の中で幼稚園生活を送ることができました。入園当初なかなか離れることが難しかった次男も「こんな“おかあさん、おかあさん”の時期も、あとから思うとあっという間なんですよね・・・」と言う園長先生の言葉のように、今では張り切って(後も振りかえらず)登園します。そしてみくにのよさは、時折遊びに戻ってきてくれる卒園生の優しくたくましい姿を見て、また心強さを感じられることだと思います。